ディスクの管理を使用してシステムイメージを開く

Windows 1709 以降「バックアップと復元(Windows 7)」の「システムイメージの作成」機能が非推奨となりました。非推奨となったからと言って現時点で利用できないかというと、そうでは無いようですが、Microsoft のサポート情報を確認するとシステムイメージのバックアップを作成するにはサードパーティー製のアプリケーションを利用するよう促しています。
Windows 10 Fall Creators Update で削除または非推奨になった機能

ここでは、既に作成しているイメージのバックアップからデータファイルを抽出する方法について説明します。
「バックアップと復元(Windows 7)」で作成されたシステムイメージは「VHD」という仮想HDD 形式で保存されています。このファイルは「ディスクの管理」からマウントすることができるので以下の手順に沿って作業を進めてください。

1.システムイメージ内の「VHD」が保存されている場所を確認します。
システムイメージフォルダ構成
システムイメージを保存したメディアには「WindowsImageBackup」というフォルダーが作成されます。そのフォルダーにあるコンピューター名のフォルダー(画像ではNotebook-AcerW)>バックアップした日付のフォルダー(画像ではBackup 2018-06-17 004420)に「VHD」ファイルが存在します。バックアップ元の HDD 構成によっては回復パーティションを含めた複数の VHD ファイルが存在する場合があります。その時は容量の大きい VHD ファイルから以下の手順にしたがって中身を確認していきましょう。

2.「ディスクの管理」を起動します。
ディスクの管理を起動するには画面左下のスタートボタンを「右クリック」し表示されたコンテキストメニュー内の [ ディスクの管理 ] をクリックすると管理画面が表示されます。
コンテキスト>ディスクの管理

3.「VHD」ファイルをマウント(接続)します。
「VHD」ファイルをマウントするには [ 操作 ] メニューより [ VHD の接続 ] をクリックします。
VHD接続
「仮想ハードディスクの接続」画面が表示されたら [ 参照 ] から「1.」で確認したVHDファイルの場所を指定しましょう。その時に [ 読み取り専用 ] のチェックは必ず外した状態で [ OK ] をクリックします。※読み取り専用にチェックが入っていると次の作業のドライブレターの変更ができません。
仮想HDDの接続場所指定

4.追加されたディスクにドライブレターを適用する。
マウント直後の VHD ドライブはドライブレター(ドライブ名)が設定されていないため、このままではエクスプローラーなどで中身を確認することができません。
VHDマウント直後.png
ドライブレターを適用するには、追加されたドライブを右クリックして表示されたコンテキストメニューから [ ドライブ文字とパスの変更 ] をクリックします。
ドライブコンテキストメニュー.png

パスの変更画面が表示されたら [ 追加 ] をクリックして任意の利用していない文字を(画面ではHを選択)割り当て [ OK ] をクリックします。
ドライブレター適用

5.認識されたドライブからファイルデータを確認する。
ドライブレターが適用されると、エクスプローラー上でもドライブとして認識されます。
認識されたドライブからファイルを確認して必要なデーターを取り出しましょう。
ドライブとして認識.png
※マウントされたドライブ上でデーター追記や編集をしてしまうと、バックアップファイルとして利用できなる可能性があるので、必要なデーターはコピーして別のドライブにペーストして取り出すようしましょう。

5.マウントされた「VHD」ドライブを切断する。
データの取り出しが終わった後は、追加された「ディスク」を [ 右クリック ] し表示されたコンテキストメニューから [ VHD の切断 ] をクリックします。
VHD切断.png

以上でシステムイメージからデータを抽出する操作は完了です。
システムイメージからの復元に失敗してしまいデータだけでも復旧したい場合や、一部のデータのみ取り出したい場合などに便利に使える方法ですのでご参考ください。